2009年10月4日日曜日

知命





 9月に50歳になった。



 50歳という声を聞いて、
 ある意味、自分自身に驚いている。



 『論語』では、五十は「天命を知る」年だとしている。



 自分の天命とは何なのか・・・



 残念ながら、まだ、その答えにたどり着けない。



 老眼になり、物忘れが激しくなり、
 体も無理が利かなくなりつつある。



 まだまだ老けたとは思いたくないが、
 人生の後半戦に確実に足を踏む入れたという
 感覚がじわじわと伝わってくる。



 40台までなら、まだまだいつでも挽回できる!
 そう思って取り組んできたことが、
 もう後がないような気分になってくる。。。



 焦りにも似た、この感覚。
 いやなものである。



 やはり、老いたという証拠だろうか。



 そういえば、NHKで「ONの時代」という番組を最近見た。
 O:王貞治、N:長島茂雄が巨人軍に君臨してから50年。



 私自身も物心がついたとき、まさにON絶頂の時代だった。
 そんなスーパーヒーローのONにも、
 苦悩と挫折の日々があったという。



 いやいや、スーパースターだからこそ、
 表には出せない苦しみがあったのだ。



 そんな、ONが50年の時を経て、
 本音で過去を語っていた。



 そこには表も裏もない。
 自然体のONがいた。






 自分にとって、50歳代をどのように生き抜いて行こうか。
 少し時間をとって、考えてみたいと思う。





 今年一杯かけて。。。





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 <和尚のひとりごと>
   ★★★ 人生の後半戦 ★★★

 <キーワード>
   ・もう若くはない
   ・老いの気配
   ・身近な「死」と向き合う
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