9月に50歳になった。
50歳という声を聞いて、
ある意味、自分自身に驚いている。
『論語』では、五十は「天命を知る」年だとしている。
自分の天命とは何なのか・・・
残念ながら、まだ、その答えにたどり着けない。
老眼になり、物忘れが激しくなり、
体も無理が利かなくなりつつある。
まだまだ老けたとは思いたくないが、
人生の後半戦に確実に足を踏む入れたという
感覚がじわじわと伝わってくる。
40台までなら、まだまだいつでも挽回できる!
そう思って取り組んできたことが、
もう後がないような気分になってくる。。。
焦りにも似た、この感覚。
いやなものである。
やはり、老いたという証拠だろうか。
そういえば、NHKで「ONの時代」という番組を最近見た。
O:王貞治、N:長島茂雄が巨人軍に君臨してから50年。
私自身も物心がついたとき、まさにON絶頂の時代だった。
そんなスーパーヒーローのONにも、
苦悩と挫折の日々があったという。
いやいや、スーパースターだからこそ、
表には出せない苦しみがあったのだ。
そんな、ONが50年の時を経て、
本音で過去を語っていた。
そこには表も裏もない。
自然体のONがいた。
自分にとって、50歳代をどのように生き抜いて行こうか。
少し時間をとって、考えてみたいと思う。
今年一杯かけて。。。
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<和尚のひとりごと>
★★★ 人生の後半戦 ★★★
<キーワード>
・もう若くはない
・老いの気配
・身近な「死」と向き合う
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